
About Dances Care
ダンサーズケアとは
ダンサーの運動特性や解剖学をもとに、疲れを取ったり、怪我を予防したり、痛みを取り除いたりなど、メンテナンスをし、実力を発揮できるように導きます。
ダンサーの身体は繊細です。
ただ緩めれば良い、可動域を広げれば良いというわけではなく、
柔軟性と強さを併せ持った、いわゆる『使える身体』に導かなくてはなりません。
ダンサーとしての経験を持つトレーナーが、フィジカルとメンタル面もケアし、
怪我の予防、トレーニング、食(スポーツ栄養学)や
サプリメントの活用についてのアドバイスもさせていただきます。
<ケアの流れ>
① カウンセリング
痛みや違和感、動きにくさ、または課題など、本人が感じることをカウンセリング(痛みや不安要素だけでなく、「こうなりたい!」などの課題もうかがいます。)
② 身体のアライメント(状態や癖など)をチェック
トレーナーが「体から発信されているSOS」を感じ取ります。
ダンサーの怪我の約65%(半数以上)は「オーバーユース」と言われています。
その他はアクシデントによるもの等です。
本人に自覚症状がないSOSもあるので、
怪我・体調を崩す予兆、疲労状態を見逃さないようにします。
③ ゴール設定
トレーニング期や、コンクール前なのか、
または本番稽古中なのか、本番の直前or本番中or本番後なのか、
レッスンや練習の、アップ前or後なのか
上記によって、ゴール設定も異なります。
例えば、本番前にあまり緩めてしまうと、踏ん張りが利かなかったり、
本番に力を発揮できなかったり、怪我を招いてしまうことも。
身体の状態をみて、ほぐし過ぎないようにしたり、
敢えて張りを残したりすることもあります。
そのほか、役(動き)、仕上げの優先順位もカウンセリング・チェックします。
④ ゴール(仕上げ)の提示
上記①~③をもとにゴールを提示する際、
インフォームドコンセント(本人の意向と納得)を大事にしています。
⑤ ゴールを目指してケア
上記④をもとに、ボディアライメントを整えながら、
強くしなやかな身体づくりの基盤を作るケアを行います。
トレーニングのみの場合も、必要に応じてケアを行うこともあります。
終演後、休演日、OFF(トレーニング)期間などは、
次の日に疲れを残さないようボディアライメントを整え、
ベストコンディションへ。
ボディアライメントを整えることで内臓機能を回復させることができ、
歪みを矯正、神経系も強化し、筋肉の本来の力を発揮できる状態になります。
⑥ メンタルケア
ダンサーは不安や心配を抱えていることが多く、常に闘っている状態になりがちです。
「大丈夫!」と自分に言い聞かせ、強がってみせても、
不安や心配、プレッシャーなどで逃げ出したいくらいのメンタルの時も。
ケアをしたり、しながら話を聴いたりと、いい状態で、
稽古・本番・コンクールなどに送り出せるようにしています。
安心できたり、背中を押してもらえるような、かけこみ寺や神社的存在になることができればと思っています。
⑦ アドバイス
今の身体・メンタルの状態を踏まえて、ベストコンディションに向けてのアドバイスをします。
ダンサーには、怪我や故障などが起こりやすい部分、またその原因があり、
事前にそれらを防ぐ身体の使い方、ケアの仕方なども指導。
また痛みや怪我だけでなく、コンディショニング、可動域、身体のライン、
ダイエット、メンタルなど様々な悩みを抱えていることが多く、
ケアと同時にアドバイス、トレーニング指導をしています。
そのほか、身体の状態をみて、水分の摂り方、食事やサプリメント活用のアドバイスなど、トータルでサポートしています。
⑧ 必要に応じてテーピング、トレーニング指導
応急処置や怪我の予防に対するテーピングサポート、
能力向上に繋がるトレーニング指導もいたします。
⑨ 応急処置
RICE処置など、応急処置の対応もいたします。

